日本人学校の障害児受け入れ状況一覧 Ⓒ2006-2023Group With

広州日本人学校

Japanese School of Guangzhou

原則、受け入れていない　
理由：支援体制が整っていないため（主に人的、施設・設備面等）

事前に必ず相談を受け、検討後、本人・保護者と面談を行う。対象児童の学習、生活状況を確認の上、受け入れが可能であるかどうかを判断。理事会で承認。（他の児童への学習・運動の機会を妨げる行動をしない。特別な支援が出来ないことを理解した上で、必要に応じ、保護者の付き添いを行える等）

担当者なし

なし（設置予定：なし）

特になし

なし

適切な人員を確保するための資金援助・補助
文科省による予算面、人事面での支援
特別支援教育の資格を有し、指導経験のある教員の確保
相談できる医療機関との連携

杭州日本人学校

Hangzhou Japanese School

保護者・本人と面談の上、受け入れを検討する

保護者による送迎
もしくは、保護者会で運営する学校送迎バスに一人で長時間乗り、座っていられること

面談により判断する

専任の担当者・有資格者はいない

なし（設置予定：なし）

・保護者が医療機関での受診結果を本校に提出し、個別の支援の仕方について担任や管理職と充分に相談したうえで通常の学級における指導を行っている
・毎月生徒指導対策委員会を開き、個別の指導について確認、検討を行っている

＜教育面＞全校行事などでは、個別に休憩の回数を多くとるなどさせている
＜設備面＞特になし

特になし

なし

カウンセラーの巡回指導など。ただし学校には予算はなく、国や関係機関による支援が必要

ニューデリー日本人学校
Japanese School New Delhi

2名　（2022年9月1日　現在　）

※児童生徒数の激減により教員数も大きく減少し、特別支援学級は存続しているものの特別支援学級担任は専科担当として教科指導も行っている

ＷＩＳＣⅢ・Ⅳ等の発達検査及び医師の診断、原籍校からの情報、保護者及び本人との面接結果を基に、校内の就学指導委員会で検討・決定する

編／転入希望者は、 info@ndjs.net　宛に事前に問合せ、本人及び保護者との面接を行う

小学校生（在籍状況により変化）

情緒障害

担当者１名／特別支援学校教諭免許保有

あり、定員あり　　問合せ：本校教頭

特別支援学級での学習支援と交流級での学習、特別支援教育コーディネーターの配置（特別支援学級担任が兼任）

※コロナ禍においては、オンライン授業を実施していた

 ＜教育面＞個別の支援計画の作成、＜施設面＞特別支援学級としてカウンセラールームを使用

本校スクールカウンセラー（非常勤）

特になし

近年の急激な児童生徒数の増加に伴い、支援を要する児童生徒も急増しているため、特別支援教育に係る派遣教師増員の支援を希望する

バンドン日本人学校

Bandung Japanese School

0名（2022/9/1現在）

教員の数が限られておりますので、支援の内容によっては難しいかもしれませんので、まずはお話をさせていただきます

知的障がいや情緒障がい、聴覚障がい、身体的な障がいなど支援の内容によっては受け入れ可能

担当者：特別支援教育コーディネーター 
 資格を持っている教員も複数名いる

なし（設置予定：今のところなし）

なし

なし

（１）教員定数増が望ましいが、現状では教員配偶者や障がい児童生徒の保護者の協力をいただくことが必要だと思います
（２）教室等の環境整備　障がいによっては車いす対応等の必要が出てきます
（３）教員の特別支援教育に対する研修

上海日本人学校　浦東校

Shanghai Japanese School Pudong Campus

2022年度より虹橋校にて受け入れる

特になし

なし

青島日本人学校

Qing Dao RibenRen Xue Xiao

学校送迎バスに一人で長時間乗り、座っていることが難しい場合、保護者の登下校の送迎をお願いする

面談時、状況に応じて判断

担当者：資格・免許はない

なし（設置予定：なし）

児童生徒指導担当が、特別支援教育コーディネーターを兼ねる形で取り組んでいる　
個別の支援計画については、担任が、保護者と共有しながら作成していく
相談の際は、保護者からの意見や要望もお聞きしながら、学校ができる具体的支援、家庭の役割についても確認していく

車いす対応のトイレ・エレベーターの設備

児童生徒が日本で関わった専門機関との情報共有　

児童生徒が転出する場合、転出先に状況を伝えることは実施している

特別支援学校教諭免許がある教員の配置
学校で、特別支援教育に対する体制を構築すること
運営理事会、保護者等、学校関係者の理解

泰日協会学校シラチャ校（シラチャ日本人学校）

Thai Japanese Association School Sriracha

本校の施設・人員体制での受け入れが可能と認められること

小学部全学年

要相談

担当者：1名
資格：特別支援学校教諭免許保有者

なし（設置予定：なし）

・特別支援教育コーディネーターを設置している
・通級指導教室を設置している
・学校カウンセラーが毎月１回程度来校するため、必要に応じて連携を図る

特になし

転入時や転出時には、保護者の了解の下、必要に応じて、前籍校や医療機関、教育委員会等と情報交換を行う

・特別支援教育の資格と経験を有している教員の恒常的・安定的確保
・医師や臨床心理士等による継続的な相談窓口

北京日本人学校

The Japanese School of Beijing

編入学にあたっては、学校ホームページに条件等を掲載している。特別支援学級の設置はない。事前に相談の上、本校の指導体制等について理解頂いた上で、学習や生活の状況・必要な支援の内容、保護者の協力体制、等を元に受け入れ可能かどうかを検討し、総合的に判断して決定する。

上記「受け入れ」の項を参照してください

小学部1年から中学部３年

なし（設置予定  なし）

施設のバリアフリー化
特別支援教育の資格を有し、指導経験のある教員の確保
医療機関等の専門的知識を有する専門機関と連携ができる体制

高雄日本人学校（高雄市日僑学校）

Kaohsiung Japanese School

障害の内容程度により、諸条件と併せて受け入れを判断する

障害の内容程度により、諸条件と併せて受け入れを判断する

なし（設置予定： なし）

＜教育面＞
教科により複数教員の配置
＜設備面＞
身障者用のトイレは、各校舎各階に配置

臨床心理士の会 With Kids

なし

専門教員の配置、障害に応じた教材教具・環境整備、保護者との連携が大切だと考える

泰日協会学校（バンコク日本人学校）

Thai-Japanese Association School

現在特別支援学級は定員に達しているため受け入れを行っておりません（2023/9/18現在）

保護者及び本人との面接結果を基に、校内就学指導委員会で検討の上、学校長の判断の下に決定する

小学部1年生から小学部6年生　※中学部には設置していない

知的障害または自閉症・情緒障害特別支援学級への就学が適切であると判断される児童

7名（特別支援学校教諭免許保有者7名）

・特別支援学級における通常学級との交流学習、個別の教育支援計画・個別の指導計画の作成
・特別支援コーディネーターの設置　
・スクールカウンセラー週4日来校

特になし

日本の学校からの転入、日本の学校への転出時には、必要に応じて情報交換を行っている