日本人学校の障害児受け入れ状況一覧 Ⓒ2006-2023Group With

カイロ日本人学校

Cairo Japanese School

受け入れは困難である

理由：教員の人数が少なく、施設が整っていないため

現地校との交流活動は行っている。現地にあるインターナショナルスクールへの転出入の際は情報交換を行っている

人的配置、施設整備の費用補助が必要。相談機関の確保

コロンボ日本人学校
Japanese School in Colombo

受け入れは困難である　
理由：学校設備、教師数(現在5名)不足により、特別支援学級の新設が必要な児童生徒の受け入れは困難である

要相談。通常学級での指導が可能な軽度の障害については、ご相談ください

担当者はいない。該当児童生徒が所属する学級の担任が担当　（資格・免許なし）

なし（設置予定：なし）

定期的に全職員で児童生徒理解交流を実施し、指導の共通化を図っている

教育上の配慮・・・本人の理解できるスピード、ノートがとりやすいように文字の大きさ、文字数等を配慮した板書等の工夫

設備上の配慮・・・できる限りユニバーサルデザインを意識した掲示の工夫をしている

特になし

現地校との交流は定期的に行っているが、児童生徒の転出入はほとんどないため、転出入に係る情報交換はない

現状でも教師不足で、派遣教師の配偶者をボランティア教師と活用して何とか学校運営を行っている。現地採用教師を採用するにも小規模校のため、雇用するだけの資金もない。特別支援教育を充実させるためには、専門的知識を持った教師の配置と資金面での援助が不可欠である

深セン日本人学校

Japanese School of Shenzhen 

支援により通常の学級で活動できる在籍者はある

原則として、受け入れはしていない（応相談）
理由：支援体制（主に人的体制）及び施設・設備面から、支援が難しい

必要な支援が、学級担任（通常の学級）・教科担任の配慮で対応できる範囲であること
保護者の学校への理解と十分な協力が得られること

なし（設置予定： なし）

児童生徒交流会を週1回、連絡協議会3ヶ月に１回行い、児童生徒について情報共有、共通理解を行っている。通常の学級における配慮を要する児童生徒には、ケース会議を実施し、学校でできる必要な対策を講じている。

なし

保護者の了解のもとでの支援計画等の引き継ぎは可能です

（このリストをご覧になった本校入学希望の保護者へ）
児童生徒に必要な支援は程度・種別ともに多岐に渡ります。本校への入学が可能かどうか、自身で判断されず、ご相談ください

台中日本人学校（台中市日僑学校）

Taichung Japanese School

受け入れる

特別支援学校教諭免許保有者　2名

あり

名称：やしのみ学級
定員：若干名（2023/9/1現在）学校体制により人数の変更がある。
問い合わせ先：学校代表者　　　　　　　　

・在籍児童・生徒に対して
特別支援教育コーディネーターによる支援のコーディネイト、保護者面談、個別支援計画・個別指導計画の作成・変更、個別指導計画を元にした授業、家庭と連携した家庭学習と学校教育の内容の共有化
・転出先への支援資料の送付、相談
・全校生徒への障害理解教育
　中学生・・・障害の歴史、障害の種類、支援学級の実態、関わり方
　小学生・・・障害体験（視覚障害）、肢体不自由と台湾のバリアフリー公園について
・職員研修
　児童生徒理解、児童生徒の特性、特性に応じた指導方法

教育上の配慮・・・障害に応じた校内でできる方法を本人、保護者と検討

設備上の配慮・・・障害に応じた校内でできる方法を本人、保護者と検討
例　1 クールダウンの場の提供
　　2 聴覚過敏の児童に音楽等の授業を別室でオンラインで受ける
　　3 特別支援教育を行う。教室を２部屋設置

あり。　特別支援教育総合研究所・発達障害教育情報センター、臨床心理士の会　With Kids

・台中市教育局視察（台中市教育局長対談）
・台中市特殊教育班視察（台中市特殊教育班長対談）
・現地校への視察（特別支援学級・特別支援学級通級指導学級・特別支援学校）

・母語での発達検査
・専門的な知識・技能を有する教員の配置、教室の確保、教職員への啓発、合意形成

リマ日本人学校

Asociacion "Academia de Cultura Japonesa

なし（設置予定：なし）

＜設備面＞一階のトイレは手すり等が設置され、身体障がいに対しての設備整備は行っている

特になし

交流のある現地日系校との情報交換はできる

人的・設備的な予算措置と保護者との意思の疎通が必要

釜山日本人学校

Pusan Japanese School

受け入れは困難である
理由：施設及び教職員数より、受け入れることができない

現地校から来る児童生徒がほぼいないが、そのような時には連絡ができる

職員数および施設環境

ブエノスアイレス日本人学校

Asociation Cultural Y Educativa Japonesa

受け入れない

特別支援学校教諭免許保有　0名、特別支援教育の経験あり　1名

なし（設置予定：なし）

問い合わせ先：なし

特別支援コーディネーターが職員に向けて発達障害についての研修を行っている

＜教育面＞ 本校は児童生徒数が少なく、個別指導ができることを利点としている

特になし

・校舎内外のバリアフリー化をはじめとする施設の整備
・特別支援教育に対応できる教員の配置、人員確保

蘇州日本人学校
Japanese School of Suzhou

受け入れは困難である
理由：本校は特別な教育的支援を実施する教育環境を有していないため

なし（設置予定　なし）

・児童生徒の実態に応じて個別支援計画を作成し、教職員全員で共有、支援の内容や方法を検討している
・文部科学省が実施している「在外教育施設スクールカウンセリング」を活用し、オンラインで当該児童生徒や保護者にカウンセリングを斡旋している

＜教育面＞現在の通常学級での教育を基本としながら、必要に応じて可能な限りの配慮

＜設備面＞スロープ、エレベーター、身障者用トイレなど

特になし

特になし

・特別支援教育が実施できる人員体制、専門知識やスキルを有した教職員の配置
・特別支援教育について相談、連携できる専門機関やカウンセラーの支援

ペナン日本人学校

Penang Japanese School

0　名　（2023/9/1現在）

なし（設置予定：なし）

各学級における軽度発達障がいがあると思われる児童生徒への支援（各担当教員による個別の支援）

特になし

学校間交流として、複数の現地校と定期的な児童生徒の交流は行っているが、特別支援に関する具体的な情報交換の例はまだない

担当する教員の人的配置と教員自身の特別支援教育に関する理解と実践的な対応に関するスキルアップが必要。施設に関しても教室等の増築のための予算確保が必要である

コタキナバル日本人学校

Kota Kinabalu Japanese School

0名（2023/9/1現在）

担当者：特別支援教育の免許保持者0名

なし（設置予定：なし）

障がいの有無にかかわらず、特別支援教育の趣旨を生かした教育を進めたいと考えている

なし

定期的な交流が中心である。　インターナショナルスクールと現地私立校の2校と情報交換を行っている

人的な配置と職員研修

ムンバイ日本人学校

JAPANESE SCHOOL OF MUMBAI

なし（設置予定：なし）

※コロナのため少人数で学校を再開している

現地校との情報交換はない（児童生徒の実態によって、必要に応じて行う）

受け入れるための、人的、物的（教室等）な保障が必要と考える。また全職員が特別支援教育に対する理解を深めるための、情報提供・研修の機会などがあるとありがたい

ニューヨーク日本人学校

The Japanese School of New York

受け入れ条件を満たす範囲で受け入れる　　

身辺自立ができていることなど
＊そのほか詳細については、お問い合わせください

小学校1年生～中学校3年生

発達障害、知的障害等

担当者：　特別支援担当（免許保有）、特別支援コーディネーター

校内IEP（Individualized Educational Program：個別教育プログラム）と教育支援計画を作成し、児童生徒のニーズに即した支援を実践している。また、アメリカの査定システムを参考にして支援の幅を広げているている

＜教育面＞
通常学級に在籍する発達障害児童生徒に対しては、取り出し授業や　TT（Team　Teaching)、PUSH IN　などの支援の工夫をしている
＜設備面＞
アップル学級では、ニーズに応じた個々の指導やグループ支援ができるよう座席や複数教室を使用するなどの工夫をしている

特になし

ニューヨーク教育審議会の専門のスクールサイコロジストと連携をとりながら支援している

障害の種類、程度、これまでの経験などによるそれぞれの教育的なニーズの違いに対応できるだけの支援体制の整備が必要である

・専門教員の配置・教材、教具の充実・施設、設備の整備・個々のニーズに即した柔軟なカリキュラムの実施・専門機関との連携など

ミラノ日本人学校

Scuola Giapponese di Milano

なし（設置予定：なし）

特別支援コーディネーターは置いている        個別の支援計画等は作成している

＜教育面＞自費で支援員を依頼している

特になし

事前にZoomで打ち合わせを実施する

教員の増員がなければ，受け入れは非常に難しい状況である         

現在でも，派遣教員が少ない状況である

モスクワ日本人学校

Japanese School in Moscow

現在ロシア、ウクライナの問題があり、国の状況が良くありません。また、教員が全て日本に一時退避しています。学校に残っているのは校長、教頭だけです。既にこの状況は1年半続いていてこの先も不透明な状況です。学校はオンライン授業で教育活動を続けています。特別な支援だけでなく、通常の教育活動を行う人的体制を整えることが必要となっています

ジャカルタ日本人学校

Sekolah Jepang Jakarta

・ 本校には特別支援学級が設置されておりません。そのため、現在、特別支援学級や特別支援学校に通級ないし在籍している児童生徒に対し、同様の支援を行うことが困難な状況です。特別支援の必要な児童生徒の入学希望があれば、教育支援委員会等を開催しその都度入学の可否を協議いたします。
・校舎の構造がバリアフリー仕様となっていないため車いす等を使用するお子様、そして、看護師がいないため医療的なケアが必要なお子様の入学・編入はお断りしています。

事前に障がいの内容や程度をお知らせいただき、本校の諸条件等を勘案して受け入れの可否を判断します

小学部1年から中学部3年

特別支援担当者　2名　　　そのうち特別支援免許保持者2名

通常の学級に在籍する軽度の障がいをもつ児童に対し、国語・算数を中心に「T/T指導」「取り出し授業」を実施している

＜教育面＞
個別の支援計画に基づく教科指導の実施
＜設備面＞
 エレベーター設置

特になし

ケースに応じた連携、情報交換を実施

・特別支援教育の資格を有し、指導経験のある教員の恒常的・安定的確保
・学習環境の整備
・保護者及び教員を対象にした専門家（医師や臨床心理士等）による継続的な相談窓口やスーパーバイズ機能

チカラン日本人学校
Cikarang　Japanese School

受け入れは困難である
理由：専門性のある職員がいない
           施設設備面でその環境がない

コロナ禍の影響で、現地校も休校かオンライン対応で、他校との連携ができる環境にない

専門性の高い職員の配置や採用
施設の整備

サンホセ日本人学校

Escuela Japonesa de San Jose

受け入れ対応が厳しい状態（資格所有者、担当経験者等に異動があったため）

現在特に行っていない

通常学級でも複式授業を行っている状態なので、人的支援が必要である

プラハ日本人学校

Japonska Skola v Praze

教室移動が１人でできる     一斉授業を受けることができる

特別支援教育の担当者はいない

なし（設置予定：なし）

特段の取り組みはないが、支援が必要な子どもたちに担任が個別に配慮している

臨床心理士の会　With Kids

特になし

特別支援教育を担当する教員の配置

ヤンゴン日本人学校

Yangon Japanese School

受け入れは困難

なし

特別支援教育コーディネーターは校務分掌にあり、人員を配置している
児童生徒の個別指導が必要な場合には、支援計画を作成している

教育上の配慮・・・言語指導に支援員を配置している

設備上の配慮・・・特に無し

特になし

なし

現状の枠にプラスでの教員派遣
現地採用できる経費の支援

イスラマバード日本人学校

Islamabad Japanese School

個々のケースで協議

なし（設置予定　なし）

特別支援コーディネーター、校内委員会、個別の教育支援計画作成等

＜教育面＞必要な教科での特別の教育課程の編成

＜設備面＞個別指導を行うための教室の確保

特になし

なし